ディクシアの新高値ブレイク投資術2023年3月(本決算)

@ディクシアが組成した架空ファンド「オメガファンド」の第3期が終了しました。3月の株式市場は、SVBの破綻およびスイス金融大手の株価急落によるリスク懸念から一時急落したものの、金融当局の対応で不安が和らぎ小幅高に。日本株は比較的底堅く推移し、月末には上昇に転じました。

日経平均は28,000円台で先月比で約600円上昇、マザーズは740pt台でほぼ横ばいでした。先行指標として考えるビットコイン(BTC)も$23,100→28,400台と+20%の上昇。銀行破綻問題の影響も小さく、相場がリスクオンに転換した可能性を感じています。

オメガファンド本決算(2023年3月)の運用成績

2023年3月:総資産額に対して+22.97% (実現損益ベース)
           ※参考:(前期)45.04%、(前々期)+90.60% 

オメガファンドの第3期は、最終成績+22.97%での着地でした。第3期は良い意味でも悪い意味でも、印象に残った1年です。結論から言うと、22年末の急落で自分のトレードに対する向き合い方を反省し、(当たり前のことかもしれませんが)「結果を出さないなら相場に取り組む価値はない、そのために自分のベストを尽くす」と気持ちを入れなおす事ができました。

ポジティブな面として、1月以降は12月の悪い結果を糧に「3か月で+29.3%」と、黒字転換できました。やったことは主に①損切方法、②エントリーポイント、③利確ポイントの見直しです。ボラティリティの高い局面で、リスクヘッジを重視した手法に切り替えました。(もちろん、相場環境の好転も利益貢献面で非常に大きかったと感じています)

手法の要素に関してはこちらのページ内「2023年の年間基本投資戦略」に記載しています。

(単月:プラス寄与)
1.東光高岳 6617
2.ユーザーローカル 3984
3.高島屋 8233

(単月:マイナス寄与)
1.ストレージ王 2997
2.日本製鉄 5401

なお、3月単月の損益面(実現損益分)は、東光高岳 が1月以来のランクイン。EV急速充電器関連の筆頭株です。その他、対話AI関連のユーザーローカル、インバウンド関連の高島屋などテーマ性の高い銘柄がランクインしました。

一方、損失銘柄は思惑買いで軽い気持ちで購入している事が共通点です。明確な目標株価が無い場合は、小さい急落にも耐えられず、損失確定となる可能性が高いように感じました。

オメガファンド第4期(2024年3月期)の投資実践予定

第4期は、インフレを背景とした相場の好転を見込んでおり、期初に資本金増加を予定しています。米地銀の破綻や日銀YCC撤廃など懸念材料もありますが、基本的に強い相場になるのではないでしょうか。

また、年末に食事会でご一緒した億トレさんの成功例から「入金力の重要性」を改めて感じました。現状総資産の20%程度になっている日本株の投資比率を高めていきたいと考えています。

いずれにせよ、新高値ブレイク投資塾に入塾後「3年連続で期初比でプラスの成績」を残せた事は大きな自信になっています。入塾前は儲かる年もあれば、大損する年もありました。10年以上の投資歴がありますが、通算損益は言葉に出すのも恥ずかしいほどです。

塾のツールを使った私なりの投資法も確立出来てきたと感じており、塾で釣り方を覚え「再現性のあるトレード」ができるようになりました。塾長のDukeさんをはじめ、関係者および塾生の皆さん、Twitterのフォロワーの皆さんには本当に感謝しています。

オメガファンド第4期もよろしくお願いいたします。

【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。投資等の最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願いします。

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