ディクシアの新高値ブレイク投資術2024年1Q
冒頭でお知らせ、本投稿から四半期に一度の更新に変更します。@ディクシアが組成した架空ファンド「オメガファンド」の第5期がスタートし、早くも3ヶ月が経過しました。
6月の主要国株式市場はまちまちの動き。米国市場は、FRBの利下げ予想の引下げやCPI伸び鈍化による長期金利低下を好感し、半導体関連銘柄が続伸。一方、欧州株式市場は政治の不透明感からドイツDAX指数や英FTSE指数が反落。日本株は狭いレンジでもみ合いも、月末にかけて米国株の最高値更新を受け上昇した。
日経平均は42,400円台を付け先月比で約3,000円上昇、一方でグロース250は先月比10pt上昇の640pt台。日経平均はQE絡みで急騰気配の一方で、グロースは為替介入が見られた翌日の7/12に反発しカップウィズハンドルを形成しています。
オメガファンドの運用成績
2024年1Q:総資産額に対して-4.07% (実現損益ベース)
オメガファンドの第5期第一四半期の投資成績は、-4.07%でした。逆指値をひっかけに来るタチの悪い相場かと思えば、グロース株が急騰・急落を繰り返し、成長株投資家にとって受難の3ヶ月だったのでは?と感じています。
一定のダメージを負いましたが、6月は多少株価も戻り、第1四半期の結果は軽症で済みました。日米の金利差が注視される間に、ドル円160円を突破。「米国の金融政策引締め→円高→グロース株上昇」が年後半は期待されますが、どうなるでしょう?
上カッコ内の考え方は、Duke。塾長が紹介されていた下記の本に紹介されていました。
絶版本ですが、これから円高に向かう可能性がある局面であると考えるなら、有益な情報が多数あります。読んで損はない一冊ですね。
相場ローテーションを読んでお金を増やそう: 次の株高はいつ始まる? (岡崎 良介)
なお、1Qに利益が大きかったのはニッピ、フジクラ、東海リースなど渋めの銘柄。割安なタイミングで仕込んだ銘柄が花開きました。一方で損切りで切られたSOMPOやFinatextあたりは損失を計上しました。
2024年2Qの投資戦略と実践計画
先月『エッセンシャル思考』を読み、「やる事を削減しよう」と事でブログの更新を四半期に一回に変更しました。2月末に取得した海外不動産も今月視察し、改修の見積手配中。新興国不動産で現金取得のため、CFは一気に悪化しました(笑)
日本株においては、前述した「米国の金融政策引締め→円高→グロース株上昇」が本格的になるか注視しています。元々グロース株の割合が多いものの、大型株とのバランスを取りながら投資を続ける予定です。
大型株に関しては、米国で取得した会社が有望なカゴメや、開発品が有望でEPS成長期待のある大塚HDなどに注目しています。片山晃氏が書いていた通り、「割安だと考える銘柄には相応のリスク量を取って」運用を行います。
7月は米FOMCと日銀の政策決定会合が月末にあります。夏枯れ相場という言葉もあるため、相場の急激な変動に注意しながら、運用していく予定です。
<過去記事>
・日々の投資活動で大切にしていること
・ディクシアのおすすめ投資本!
・ディクシアの新高値ブレイク投資術2023年3月(1年前の本決算)
【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。投資等の最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願いします。
・オメガファンドはディクシアが成績公開のために創出した架空ファンドです。