ディクシアの新高値ブレイク投資術2024年2月

オメガファンド第4期の第4四半期の中盤です。

2月の主要国株式市場は堅調で、FRBの早期利下げ観測後退と長期金利上昇にも関わらず、米国経済の軟着陸と生成AI関連銘柄の成長期待で米国ハイテク株が上昇。欧州ではドイツDAX指数が最高値を更新し、日本株も、大型株や半導体株が上昇を牽引しました。

日経平均が34年ぶり史上最高値を更新、36,600円台→39,400円台へ。グロース250は700pt→780ptと1割上昇と両者上昇相場に。ビットコイン(BTC)は$42,500から$61,100台へ。こちらもBTCの円建て史上最高値を更新しました。

2024年2月オメガファンドのパフォーマンス

2024年2月:総資産額に対して+11.27% (実現損益ベース)

オメガファンド第4期の4Q・2か月目、日経平均が最高値をつける一方で、ポートフォリオは筋肉質に変化。含み損があった銘柄は順次整理し、その時点で有望な銘柄に入れ替えを行いました。日本株相場は海外勢の参入や新NISAによる順調な資金流入も追い風です。

前月の利益確定銘柄の振り返り

(単月:プラス寄与)
1.グッドライフカンパニー 2970
2.木村工機 6231
3.九州フィナンシャルグループ 7180

(単月:マイナス寄与)
1.シリコンスタジオ 3907
2.シキノハイテック 6614

1月のプラス寄与トップ銘柄はグッドライフカンパニー。熊本のTSMC関連銘柄は昨年末の苦しい時期もホールド継続しており、第2工場の新設決定に伴い開花。

九州フィナンシャルグループ 7180 取引

3位の九州フィナンシャルグループ (上記)は長い下ひげで切られて上昇を取り損ねましたが、株数が多かった分それなりの利益を得られました。しっかりフォローしていれば、その後の買い直しが出来たので、反省として記録しておきます。

主なマイナス寄与銘柄はシリコンスタジオでした。自動運転・EV関連の3D技術や自動車分野伸長すると想定していましたが、受注が芳しくなく順次撤退中。ただし、自動運転の解禁が順次始まっており、引き続き注視していきます。

2024年3月の投資戦略と実践計画

(イラスト生成元:DALL-E, OpenAI テーマ:「日経平均史上最高値後の岐路」)

足元では、日経平均が40,400円台をつけた際に陰線包み足を示現。5%ほど下げた38,000円台で推移しています。今週は日銀の3月マイナス金利解除が先行報道されました。週明けの相場にどう影響するか岐路を迎える事でしょう。

金利解除による為替の動向、ほぼトラと言われる米大統領選、米国の好悪入り混じる経済指標、台湾問題など波乱含みの相場環境。それでも日経の基調は中長期で高値を目指すと考えています。

一本調子で上げてきた1月2月に比べ、チャートチェックの妙味が出てきたと感じています。3月で締めるオメガファンドの第4期も最終月なので、来期に向けた仕込みの時期になりそうです。

<過去記事>
日々の投資活動で大切にしていること
投資本10冊読んで考えた銘柄選択基準と投資戦略
ディクシアの新高値ブレイク投資術2023年3月(前期の本決算)

【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。投資等の最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願いします。
・オメガファンドはディクシアが成績公開のために創出した架空ファンドです。

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