投資本10冊読んで考えた銘柄選択基準と投資戦略

2023年1月は投資本を10冊読破。パンローリングの分厚い本ではなく、新高値ブレイク投資塾・塾長Duke。さんの本や、億り人塾生の著書を選びました。再読本ばかりですが多くの学びがあり、投資目線や考え方の再構築に役立ちました。

そこで今回は、今後も意識したい銘柄選びの基準をまとめます。
読みながら書き留めたため、正確な言い回しで引用出来ていない可能性があります。正しい文脈を理解するには、リンク先の書籍を参照ください。

株式投資における銘柄選択術

  1. 株価が最低でも50%以上上昇する銘柄を投資対象とする、経常利益・利益率・売上高の3点が何故高成長を続けられるか?を考える(書籍:『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』)
  2. 10倍株の92.4%は時価総額200億未満の会社(書籍:『新高値ブレイクの成長株投資法 ――10倍株との出合い方を学ぶ』)→大相場が来ると考えるなら200億未満の会社を中心に考察するのも手
  3. 注目テーマを考え、銘柄を循環させる(書籍:『DAIBOUCHOU式 新・サイクル投資法』)
  4. 株価のバリュエーションが変化するランクUP銘柄を意識する(書籍:『10万が100万になる株の本当の探し方』)

株式投資のエントリータイミング

  1. 株価上昇しても、投資銘柄のボックスやローリスクエントリーポイントを絶えず確認し買い増しの好機を伺う(書籍:『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』)
  2. 日銀の金融調整と日経平均の反応は3ヶ月から半年程度のずれ(書籍:『新高値ブレイクの成長株投資法 ――10倍株との出合い方を学ぶ』)

投資本読書月間に感じた事

特に、前段1の「株価が最低でも50%以上上昇する銘柄を選ぶ」は重要でしょう。例えば10%~20%上昇と、投資前に小さな上昇を期待した軽い気持ちでの買いは、高値でinする事になっているかもしれず、結果的に高リスクだと考えておくべきです。

後段1の「投資銘柄を選ぶ際に、ボックスを意識する」も大事。最近はボラティリティも高く、ボックスの底で買う手法も有効です。良い決算でも、ボックス割れ→再上昇というケースもあります。損切ルールを守り、上値が期待できるなら買い直しをするのが正道でしょう。

一度売却した銘柄は利確や撤退に関わらず、3ヶ月間はチャートリストを使って株価の動向を追う新しい習慣を今年から設定しました。実際に、2月はシキノハイテックなど、チャートが良くなった過去投資銘柄(12月リアル勉強会発表銘柄)に再度inし、現状は大きな含み益となっています。

車載向けバーンイン装置・産業用組込カメラなどの国内ニッチトップシェア企業。自動運転やセルフレジ等の市場拡大による大化け・株価ランクUPを期待し投資した

また、前段3のDAIBOUCHOUさんが提唱する「テーマ別のサイクル投資」は今年こそ意識すべきかもしれません。23年2月現在、米国の利上げ・インフレが経済指標に左右され、投資すべきテーマも二転三転しています。

銘柄選択に関する今回のまとめ

  • 目標株価が短期~中期で最低50%以上期待できる銘柄を選ぶ
  • 投資対象は基本的に350億円以下の銘柄、もちろん例外もあり
  • 一度売却した銘柄は3ヶ月間、株価の動向を追い再inの機会をうかがう
  • 時期ごとのテーマや、ボックス推移、エントリータイミング、大化けの可能性を考慮し、投資の意思決定をする

今回紹介した投資本

1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術

新高値ブレイクの成長株投資法 ――10倍株との出合い方を学ぶ

DAIBOUCHOU式 新・サイクル投資法

10万が100万になる株の本当の探し方

新高値ブレイクの成長株投資法 ――10倍株との出合い方を学ぶ

この投資本読書月間は、相場の変化を味わいながら、株式投資を楽しもうと改めて感じる月になりました。今後も名著や塾内の億り人の方が書かれた本を中心に投資本を読み進めていこうと思います。

<過去記事>
日々の投資活動で大切にしていること
KINDLEのおすすめ投資本!
IRに個人投資家が問合せするということ

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