ディクシアの新高値ブレイク投資術2023年2月

オメガファンドも第3期最終四半期が残り1か月。2月の株式市場は、FRB利上げ停止観測で初旬は上昇傾向も、米国経済指標の堅調さや利上げ再加速の示唆で長期金利が上昇し、株価は世界的に下落。新日銀総裁を植田氏にするサプライズ人事も発表されました。

日経平均は27,400円台でほぼ横ばい、マザーズは770pt台から740pt台へ下落。新興株の方が少し弱含み。先行指標として考えるビットコイン(BTC)も月初月末ともに$23,100台と横ばいでした。今月21-22日のFOMCで発表される利上げ動向に注目が集まっています。

オメガファンド(2023年2月)の運用成績

2023年2月:総資産額に対して+15.72% (実現損益ベース)

第4Qの2か月目は幸運もあり利益を積み増せました。具体的には、年末年始に立てた下記の「23年投資方針」が機能しています。一部抜粋しておきます。

  • 10%超の利益が出たら一部利確(1/4目安)、逆指値を元値まで引き上げ損失を絶対に出さないように
  • 20%超の利益でさらに一部利確する
  • 逆指値は最大−10%で徹底、ローリスクエントリーを意識する
  • 過去に投資した銘柄は売却後も最低3ヶ月は株価の動向を毎日追う
『23年当初の投資方針』ディクシアの新高値ブレイク投資術2022年12月

損益面は、イーディーピーが2か月連続で利益寄与。リスクリワードを考え、決算前に全株売却。その他、triplaは+10%・+20%のタイミングで約半数を利確、残りは10%下落時に逆指値で上昇前に切られましたが、コツコツ利確した結果がそれなりの収益につながりました。

tripla 5136 の取引

結果的に、2月の取引は臆病な性格のおかげでリスクヘッジを徹底し、大きな損失を受けなかった事が成功要因でした。ローリスクポイントでの買いや高値の陰線出来高増ではしっかり撤退ができ、先月比+12%程度の黒字となりました。

(プラス寄与)
1.イーディーピー 7794
2.tripla 5136
3.JVCケンウッド 6632

(マイナス寄与)
1.富山第一銀行 7184
2.フジプレアム 4237

2023年3月の投資実践予定

現時点で注目しているテーマや先月感じた投資戦略は下記の通り。2月中に書き溜めたものなので、古いものもありますが、ご容赦ください。

注目テーマ:日銀新総裁と金融緩和、インバウンド、GX10年で150兆円、対話型AI、中国エネ消費再開、ICBMと欧米砲弾増産、インフレ再燃懸念・米利上げ判断、EV電池関連、水素ステーション、核融合発電
  • 売却時の引け成りはしない
  • 恩株以外の低位株の数単元残しはしない、PF全対比における規模感・インパクトを考慮する
  • 超小型株(50億円以下)の急騰は持ち株の半分以上利確する
  • 何となく儲かったなくらい(+10-20%)の感覚で売り抜けた方が、欲をかいて持ち続けるより良いことが多いことに留意する
  • 毎週自己PFの買い建て率を%で把握する
2023年の注目投資テーマと戦略【毎月更新】

3月に入り、来月退任する黒田総裁の下でのYCC撤廃は起こらず、日本株は安定上昇かと思ったところで、SVBの破綻からクレディスイスの信用不安も起こり、株価は世界的に急落しています。

今のところCPは減らしていますが、今回の金融危機の萌芽がどう進展するかを確認するまで、大きなポジションは取らない予定です。買いを入れる際もローリスクポイントでの買いと、逆指値設定を入れる事を徹底していきます。

<過去記事>
2023年の注目投資テーマと戦略【毎月更新】
投資本10冊読んで考えた銘柄選択基準と投資戦略
ディクシアの新高値ブレイク投資術2022年1月(1年前の月次決算)

【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。投資等の最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願いします。

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