ディクシアの新高値ブレイク投資術2022年2月
2022年1月の日経平均は27,000円台で終了。前月から約600円下げる展開でした。2月24日にロシアとウクライナの間で戦争がはじまりました。マザーズは720ポイント台と50pt下落しましたが、前月の230pt急落から一服という感じでしょうか。
当オメガファンドは戦争がほぼ確実となった2月中旬にほぼ全株撤退。本業の取引先も現地にあり、投資家としては失格ですが、とても相場を見る環境ではなくなってしまいました。先行指標のBTCは月初の$38,500から、月末は$43,200台と10%程度の回復を見せました。
オメガファンド2022年2月末の運用成績
2021年12月:総資産額に対して+44.66% (実現損益ベース)
オメガファンドの第4Qの2か月目は、続落となりました。ウクライナ戦争の懸念から勃発まで、まさか投資家人生で「国同士の戦争」が起こるとは信じられない思いです。
なお、相場からは2月中旬に完全撤退。本業でウクライナとは取引があり、スタッフも現地にいるため、仕事や仲間たちの状況確認に努めることにしました。
投資家として失格かもしれませんが、現地に苦しむ仲間がいる中で自分が儲けるという選択肢はありませんでした。株式投資は学生時代から20年近く続けており、大好きな行動の一つですが、取引する気になれない日が来るとは、という気持ちです。
ディクシア流投資術 ~前月の振り返り~
1. 米国長期金利やウクライナ情勢に注意し、相場の急落に備える
ディクシアの新高値ブレイク投資術2022年1月
2. 日々のウォッチリスト銘柄チェックを欠かさない
先月の課題は上記でした。1は戦争開始前の良いタイミングで撤退できましたが、その後は前述の通りで2を行うような環境・心情ではなくなってしまいました。
2022年3月の投資実践予定
投資への気持ちが切れているのは3月に入っても同様で、今は相場もほぼ見ていません。現地法人の今の仲間たちは3月に入り国外や西部ウクライナへ避難しましたが、元スタッフは数名首都キエフで今も物資補給や配送のボランティア活動に従事しています。
オメガファンドが第3期に入る4月から投資活動を再開する可能性はあります。キエフの戦況は、報道でも仲間からの話でも、以前に比べ改善してきました。このまま停戦を迎えることを心より願っています。
【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。投資等の最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願いします。
<過去記事>
・ディクシアの新高値ブレイク投資術2021年2月(1年前の月次速報)
・ディクシアの新高値ブレイク投資術2021年3月(前期の本決算)
・2020年の悪かったトレード事例と反省点