ディクシアの新高値ブレイク投資術2022年1月

2022年1月の日経平均は27,000円台で終了。前月から1,700円下げる波乱の展開。岸田首相の株式市場に対する自社株買い規制等の新資本主義への転換発言もあり、海外機関勢から売り叩かれる展開に。マザーズは750ポイント台と230ポイントも急落しました。

この急落を受けて当オメガファンドでも、一定のダメージを受けました。逆指値でのリスクヘッジはしましたが、相場が急落した1月末に瞬間的に逆指値に抵触する事例が続出。なお、先行指標のBTCは月初の$46,200から、月末は$37,000台と2か月連続の大幅下落となりました。

オメガファンド2022年1月末の運用成績

2021年12月:総資産額に対して+48.59% (実現損益ベース)

オメガファンドの第4Q初月は、約7%のマイナスで期初以降最大の損失を記録しました。相場の急落もあり、逆指値に抵触した銘柄も多く今回の損失はリスクヘッジの観点から止む無しと思います。

1月時点での保有銘柄はマーケットの動きもあり、グロース→バリューが大半でした。しかし、1月末の急落で日本株も一斉に売られ、業績の良い海運・鉄鋼銘柄も逆指値に抵触。大きな損失となりました。

その後、2月に入り損切りした株価も戻してきました。残念な気持ちはありますが、この損切はより大きな損失を回避するための大事な損切り。下落局面では相場から退場させられない事が重要ですから、ぐっと耐えて後日の大きな収穫を楽しみにしたいと思います。

ディクシア流投資術 ~前月の振り返り~

1. 無理な決算跨ぎをしない。跨ぐ前に再考する。
2. 割安と感じてもリスクリワードを考慮した投資

ディクシアの新高値ブレイク投資術2021年12月

12月の課題は上記の通り。
決算跨ぎに関しては大半の銘柄が逆指値に抵触したため、残念ながらほぼ該当なし(笑)。月の後半以降の新規投資はほぼ無いため、2に関しては図らずも達成となりました。

そして、2022年2月は下記を意識して取り組みます。

  1. 米国長期金利やウクライナ情勢に注意し、相場の急落に備える
  2. 日々のウォッチリスト銘柄チェックを欠かさない

2022年2月の投資実践予定

米国長期金利も直近で2%を超え、ダウが急落する展開に。前述の通り、ウクライナとロシアの関係も緊迫しています。本業では東欧ビジネスを手掛けている事もあり、五輪明け(2/20頃)のタイミングが最も可能性が高いとの情報も。

注目テーマは引き続きEVや資源関係ですが、加えてオミクロンもピークアウトの兆しが見え始め、旅行関係も短期的には面白いかもしれません。

しかし、それ以上にボラティリティの高い相場だと感じており、中短期の投資は非常に難しい環境という印象が強くあります。チャートの形が良い銘柄も増えてきましたが、上記の注意点を含みおき、キャッシュポジションを50%以上で2月は取り組みたいと考えています。

【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。投資等の最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願いします。

<過去記事>
ディクシアの新高値ブレイク投資術2021年1月(1年前の月次速報)
ディクシアの新高値ブレイク投資術2021年3月(前期の本決算)
2020年の悪かったトレード事例と反省点

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