
2020年の悪かったトレード事例と反省点
新高値ブレイク投資塾の年末年始の課題である「良かったトレード、悪かったトレード」の振り返り。1月に2020年度のトレード失敗事例とトレード成功事例を利益順に5つずつ振り返りました。
それから、1か月が経過。改めて冷静に悪かった理由と良かった理由を見返すと、今年のトレードに大きく役立ちそうな気がします。今日は手書き資料で読みづらいかもしれませんが、昨年度の特徴的な取引事例を紹介します。
トレード失敗事例1:大阪有機化学工業

こちらは私の典型的な失敗事例。確か塾内セミナーを聞いて半導体に興味を持ち、2020年7月に購入した銘柄です。2度に分けてトレードしていますが、ご覧の通りチャートの入るべきでないポイントで購入をしています。
売却に関しても、1度目のトレードでは陰線で出来高が増えた翌日には売却を考えるべきですし、2度目は完全な狼狽売りで当日に売却。事前のリスクリワードや目標株価の設定が甘く、下落に耐えられなかった失敗トレードでした。
トレード失敗事例2:OSGコーポレーション

OSGコーポレーションは昨年2度の取引。1度目は上の大阪有機化学工業と同じで買いのポイントがよくないですね。その後の買うべきポイントを見逃したのも、結果的には損失で終わった原因につながります。
2度目の買いはカップウィズハンドル(CwH)や直近高値のブレイク時点でエントリーしました。振り返ってみると購入時点で目標株価との乖離は10%程度。リスクリワードを考えると、購入すべきでない事が冷静に考えると分かります。
食パン事業がコロナ禍でも安定成長中で、水や衛生関連事業もコロナ禍で伸びており銘柄に惚れ込むという悪手に。取得前に良いパターンと悪いパターンの出口戦略を考えてエントリーする重要性が良くわかる失敗トレードでした。

トレード失敗事例のまとめ
- 買うべきでないエントリーポイントで購入
- 購入前にリスクリワードや出口戦略を検討していない
- 銘柄に惚れ込み、類似銘柄との比較ができていない
- 試し玉による買い増しをせず、投資予定額を一度につぎ込み大怪我
- 逆指値の設定もれによる被害拡大
他に3つほど損失の大きいトレードを検証すると、上記5つの事象がトレード失敗の8割近くを占めているように感じます。新高値ブレイク投資塾入塾以降は成長株を見誤る失敗は減ったので、トレード手法を磨く訓練が必要と考えてます。
一方、成功しているトレードは成功の理由が存在している事も、今回の振り返りで良くわかりました。「成功事例のまとめ」も後日書きたいと思いますが、定期的にトレードの振り返りをする事が大事だなと改めて感じました。
【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。投資等の最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願い致します。