ディクシアの新高値ブレイク投資術2021年2月

2月の日経平均は一時30,700円台をつけたものの、先月比で微上昇の28,900円台で取引を終了。マザーズは先月比横ばいの1,190ポイント台で、両指数ともに米長期国債の利上げの影響を受け、2か月連続となる月末の急落となりました。

ビットコインも史上最高値1BTC=$58,000台をつけた後、現在は$46,000台と値動きの激しい展開に。2月のオメガファンドは決算またぎで大爆発した銘柄があり、月初の損切祭にも関わらず利益を確保することができました。感謝です。

2021年2月終了時点での運用成績

2021年2月:総資産額に対して+65.12% (実現益ベース)

2月の投資成績は、先月比+6.8%で今期YHを更新することができました。今月の利益は好業績を期待して決算またぎしたEストアーが貢献。実は月半ばまでに損切りした銘柄の損失が、昨年のワースト2位・4位クラスだったので幸運でした。

今回は積極的に決算を跨ぎました。コロナ禍で保守的な予想の会社が多く、上方修正が期待できる銘柄が多いと考えたためです。地合いもあり、上記のうち成功したのは2銘柄でしたが、銘柄選定自体は悪くなかったと思います。

この半年は「業績の上方修正を狙ったアービトラージ」を仕掛ける事が多くなりました。その上で、チャートの形やリスクリワードを考え、安全率を高めた状態でinするよう心がけています。この辺りは少し深堀して、後日考察してみます。


2月度の最大の反省は、長期で取り組むと決めた銘柄が想定通り伸びず、大きな損失となってしまった事。もう1点は、高値での信用取引が多くなってしまった事です。次月へ持ち越す反省は下記の通り。

  1. 長期投資銘柄で損切ラインを25%程度下に置く場合は、好業績が前提
  2. 高値圏での信用取引は極力避ける

正直、1月末の米株安に伴う大幅下落で月初の損失は目を覆いたくなるレベルでしたが、好業績予想→持ち越しに取り組んだ決算シーズンを経て、何とか黒字化することができたことは、幸運に感謝としか言えません。

ディクシア流投資術「1月の投資の学び」振り返り

1. 取引銘柄数が15銘柄近くに増加した。取引銘柄は10銘柄以下に

2. 不用意に信用や空売りに手を出してしまった

ディクシアの新高値ブレイク投資術2021年1月

1月の反省点だった上記2点。1は取引銘柄数10でクリア。2は今月も意識して取り組む必要がありそうです。特に「信用のinのタイミング」は先述の通り、気をつけて実行しなければなりません。

勉強中の空売りは別として、信用取引は「利が乗っている場合のみ利用可」、「現物株以上の株数は持たない」など去年6月に決めたルールのおかげで、これまで損益的にも成功しています。油断しないよう今後も取り組みます。

2021年3月の投資実践予定

3月初日、日経平均は+697円の大幅上昇。しかし、2月最終売買日は-1,200円とボラティリティの高い相場が続いています。投資戦略としては、いったん様子見で、現金比率を高めた状態でオメガファンド第1期の最終月を過ごす予定。

マーケット的には、成長株テリーさんの新著も読み、長期的に「強気」と考えてます。日銀の政策や株高が起きる要因など、歴史や海外の事例も交えて書かれているので、しっかり腹落ちする内容でした。

日経平均5万円時代がやってくる 2030年までの株式市場、大胆予測


しかし、短期的には保有中の銘柄も逆指値を入れて急落に備えています。「備えあれば憂いなし(書経)」、「亡国は以てまた存すべからず(孫子)」という言葉の通り、守りを固めてしっかり生き残りたいものです。

【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。投資等の最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願い致します。

<過去記事>
2020年の悪かったトレード事例と反省点
ストップロス(逆指値)に「引け成り」という考え方

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