ディクシアの新高値ブレイク投資術2020年6月
新高値ブレイク投資塾に2期生として入塾し、最初の四半期が終了。
5月初旬から投資を開始し、実質2か月の運用期間でした。
結果は資本金比で-0.5%でした。
先輩のなべおさんに倣って、運用する「オメガファンド」の投資結果となる決算短信を作ってますので、運用結果については下記記事を参照ください。
▼「オメガ(Ω)ファンド」2021年3月期 第1四半期決算短信
オメガファンド第1四半期で投資した銘柄
はじめて投資したリスクモンスターやチェンジ(特に大底での10%ルール抵触で損切となり辛かった)で損切を経験したものの、買値比20%超の上昇を見せたほか2銘柄に牽引され、ほぼプラマイゼロでの着地となりました。
『ディクシアの新高値ブレイク投資術2020年5月』の記事で書きましたが、当第1四半期は試行錯誤しトレード経験を積むことを目的にしました。結果、9銘柄の売買を期間内に行っています。
序盤ではスムーズにできなかった増し玉(上値追いごとに買いポジションを増やす手法)もファイバーゲートやファーマフーズなどで実践。想定ほどの伸びはなかったものの、経験値は積みあがりました。
新高値ブレイク投資法に関する20年6月期の学び
下記が先月、2020年5月に感じたことでした。
賛否あるとは思いますが、③に関しては条件付きで『ストップロス(逆指値)に「引け成り」という考え方』に書いたアプローチを実践中です。
①リスクリワード比を考慮してエントリーすることは必須。
②新高値をブレイクしたからと言って「飛びつき買い」をしない(ケースバイケースなので銘柄ごとに判断する)。
③決算直後はボラティリティが高まり、商いの薄いタイミングで一気に刈られるケースがあるので、損切ポイントおよび決済方法を考慮する。
6月は銘柄にもよりますが、「新高値ブレイク→急落」を繰り返すものも多かったように思います。特に後半はマザーズ指数の崩れなど、相場の強さが短期的な踊り場に入ったようにも感じました。下記が先月の学びです。
- 売却する際にもリスクリワード比を再検討する
- 正しい買いのタイミングでエントリーするようにする。新高値ブレイクorボックスの底値で理由の語れるエントリーを
- 時価総額100億円以下はボラティリティが高い。調査するが、想定外の動きも多いので、投資する際はポジション量をより絞って投資する
特に一番上の点は、ディクシア自身が「ビビリ」なため利小や損小の段階で、それ以上の利益減少や損失を免れるため早売りする(握力がない)傾向があり、その対策です。売注文を出す前に今一度冷静にならなければいけませんね。
-10%の損失は大きな痛手だし、出来るだけ損失を抑える事は必要ですが、十分な上値余地を見込める銘柄なら、-10%での損切もリスクリワード比では十分価値があると考えるようになりました。
書籍『スピード出世銘柄を見逃さずにキャッチする 新高値ブレイクの成長株投資法(黒本)』の中で、ふりーパパさんが『トータルで勝つ』ことの重要性を説かれてましたが、そのために必要なコストは「チキン」を克服して払いたい。
2020年6月:総資産額に対して-0.50%
なお、6月は資本金の増資や利が乗った銘柄の利確などもあり、総資本に対してほぼトントンという所まで回復しました。損切を徹底すれば、「1勝4敗」でも勝てるという新高値ブレイク投資法の一端を体感できたと感じています。
2020年7月の投資実践予定
2020年7月からはオメガファンドの第2四半期に入る事もあり、トレーニング期間から成長局面に入るための助走期間と設定しています。
7月にも当初予定していた資本金額に到達させるため、若干の増資をします。
また、条件付きですが6月までは完全禁止していた「レバレッジ」も導入予定。但し、1銘柄あたり予定金額の20%までとし、利が乗っている場合のみ利用可とします。あくまで「少し資本が足りないから増し玉できない」時の解決策です。
20年7月初旬時点で、相場はマザーズ指数の下落など短期的な踊り場。今月は買いたい気持ちを抑えつつ、ポジションに余裕を持たせます。業績が安定しており業容が分かりやすい、時価総300億以上の銘柄が良いかなと思っています。
<過去記事>
・「オメガ(Ω)ファンド」2021年3月期 第1四半期決算短信
・ディクシアの新高値ブレイク投資術2020年5月
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