ディクシアの新高値ブレイク投資術2020年7月

自身で運用している仮想ファンド「オメガ(Ω)ファンド」の第2Q初月である7月が終わりました。

運用3カ月目にして初の黒字化を達成。
まだ微益ですが、今月も学びや反省が多くありました。
早速、いってみましょう。

20年6月期の学び振り返り

前回書いた、学びは下記の通りでした。

①売却する際にもリスクリワード比を再検討する
②正しい買いのタイミングでエントリーするようにする。新高値ブレイクorボックスの底値で理由の語れるエントリーを
③時価総額100億円以下はボラティリティが高い。調査するが、想定外の動きも多いので、投資する際はポジション量をより絞って投資する

ディクシアの新高値ブレイク投資術2020年6月

①・②はともにまだ徹底出来ておらず、8月以降も課題として意識するようにしたいと思っています。一方で、③に関しては極力ターゲットから外すようにしているので、習慣づけができるようになってきました。

新高値ブレイク投資法に関する20年7月期の学び

  • 値上がりした銘柄のトレーリングストップは小まめに調整する
  • 有望な業種でも、軽い気持ちで試し玉を入れず、しっかりと調査して入る
  • よく分からない業種には、決算短信内容や業界動向が理解できるまで大きい投資をしない(アンテナを立てるため少額の買いはアリ)
  • ローリスクポイントを意識した買いを徹底する(どういう理由で、何故このタイミングで買うのか?)

「値上がりした銘柄のトレーリングストップは小まめに調整する」については、グレイステクノロジーの事例で感じました。

グレイステクノロジー(6541)

上記、濃いオレンジで買い出動し、売りが優勢で出来高が増えた黄色矢印を確認して売却しました。最高値圏まで約30%上昇し、約20%の利を確保できました。

トレード自体は満足していますが、株価が堅調に推移する中で「購入時から20%アップした際の損切ラインを損益分岐点に修正する」点が徹底できていなかったので、トレーリングストップの修正について意識したいと感じました。

あとはゲーム株や半導体株など、「自分の良く分からない業種の銘柄に安易に玉を入れない」こと。上方修正もあると踏んだトーセの例で実感しましたが、ゲーム株の四半期業績なんて私には読めませんでした(笑)

20年7月終了時点での運用成績

現在保有している2銘柄は利益が乗った形で保有中。運用結果は損益確定時点で報告しているので、含み益は計算に入れず、2020年7月の成績は下記となりました。

2020年7月:総資産額に対して+1.58%

現状は損益の少ない銘柄を除くと、ほぼ2勝8敗という感じ。
大きな利が取れた銘柄がある一方、チキンな性格のため危なそうな気配で逃げ出す銘柄も多くあり、「ローリスクポイントを意識した買い」が必須です(笑)

2020年8月の投資実践予定

7月に書いた通り、オメガファンドの運用が第2四半期に入ったこともあり、先月から「レバレッジを解禁」しました。まだ1銘柄1単元だけですが、幸い利益が出ています。僅かですが増資も行い、資本金は入塾後の予定金額に達しました。

2020年8月ですが、7月末に発表された過去最悪の米国のGDPを受け、相場がどう動くか投資家として注目すべきでしょう。ユーロも10%を超えるマイナスとなりました。大使館封鎖合戦も米中間で勃発しています。

米GDP、コロナで過去最悪の32%減 4~6月期年率 (日本経済新聞)

個人的には、新高値ブレイク投資塾入塾後初となる決算ピークを迎えました。5月はその重要性が良く理解できておらず、今回手探りしながら、効率の良い銘柄発掘ができないか思案しています。

世界経済がこういう状況ですから、あまり熱くならず、冷静に良い銘柄だけを取捨選択し投資したいですね。先月も「今月は買いたい気持ちを抑えつつ、ポジションに余裕を持たせます」と書いたわりに……でしたから。

<過去記事>
IRに個人投資家が問合せするということ
「オメガ(Ω)ファンド」2021年3月期 第1四半期決算短信

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