ディクシアの新高値ブレイク投資術2020年8月
私が運用する仮想ファンド「オメガ(Ω)ファンド」、8月は第2四半期の2か月目であり、初の戦略的パートナーシップ締結など大きな動きがありました。
【プレスリリース】
— ディクシア@株と横浜さんぽ (@dexia_yokohama) August 25, 2020
Nabeoさん(@nabeokuribito )の笹の葉ファンドと当社オメガファンドの戦略的パートナーシップを本日締結しました! pic.twitter.com/ehIt9V0BE9
2020年の7月月次IRでは、初の黒字化を達成を報告しましたが、8月度はどうなったのでしょうか?早速、いってみましょう。
「2020年7月期の投資の学び」振り返り
前回書いた、学びは下記の通りでした。
①値上がりした銘柄のトレーリングストップは小まめに調整する
ディクシアの新高値ブレイク投資術2020年7月
②有望な業種でも、軽い気持ちで試し玉を入れず、しっかりと調査して入る
③よく分からない業種には、決算短信内容や業界動向が理解できるまで大きい投資をしない(アンテナを立てるため少額の買いはアリ)
④ローリスクポイントを意識した買いを徹底する(どういう理由で、何故このタイミングで買うのか?)
先月設定したタスク①は実践が不十分で、含み益→微損となる銘柄が出ました。前回の記事(上記)でもグレイステクノロジーでの反省例を挙げましたが、まだまだ毎日の習慣に出来ていないようです。失敗の事例も後述します。
②・③・④はチャートでタイミングを計りつつ、知らない業種にはIR問合せし、無知な状態で投資しないよう徹底できたので、この点は成長したと思います。
「値上り銘柄のトレーリングストップは小まめに調整する」反省点
ニッポン高度紙工業はアルミ電解コンデンサ用で世界首位。ニッチな5G関連企業。1Q好決算を受けストップ高となりましたが、売り圧力が下がった濃いオレンジで買い出動。形の悪いCwHを形成し上抜けタイミングで買い増しました。
翌日8/25に予想通り新高値ブレイク達成も、出来高増の陰線を示現。良くない形だと思い、翌朝8/26に成り行きで半数近くを売却、同日の場中で陰線の出来高がさらに増加したため、翌日さらに残り株をザラ場で売却しました。
まだ25日線を下抜けていませんが、出来高大の陰線が連発している事から全株売却判断です。今回は数万円の損失でexitしましたが、一時は10%超の含み益があったことからも、せめて損しない価格でストップロスを入れておくべきでした。
新高値ブレイク投資法に関する20年8月期の学び
- 決算銘柄は焦ってエントリーせず、ローリスクポイントがあればエントリーする。VCP(ボラティリティの収縮)発生後を狙う。
- 逆指値の注文残りで発注ミス発生。 注文の管理漏れは大きな反省点
- 損をしない逆指値は必須 (値上がりした銘柄のトレーリングストップは小まめに調整する)
8月は新高値ブレイク投資塾入塾後はじめての決算シーズンで、決算を発表した多くの銘柄を調査しました。個人的には「VCP(ボラティリティの収縮)発生後を狙う」戦法が自分には向いているように感じます。
また、大きな損失にはなりませんでしたが、ある銘柄で逆指値の注文が残っており、初の誤発注も発生してしまいました。新高値ブレイク投資法をはじめて5か月、慣れてきた頃に落とし穴があるので、気を引き締めていきます。
2020年8月終了時点での運用成績
2020年8月:総資産額に対して+17.75% (確定利益ベース)
8月は6銘柄の取引で、7月購入の1銘柄が大幅に値上がりしました。利確予定はありませんでしたが、27日の安倍総理辞任報道を受け、チャートの形が悪化したことから半分利確し、確定益が大幅に上昇する結果となりました。有難いです。
先月の投稿では2勝8敗と書きましたが、今月も1勝4敗ペース。ビビり性もあり損切り早めですが、ある程度利が乗れば粘り強く取り組めると分かってきたので、売却後も良い投資のタイミングを求めチャートを追いかける事に注力します。
2020年9月の投資実践予定
6月から解禁した「レバレッジ」ですが、先月購入の1銘柄を含め3銘柄で利用しました。なかなか新高値ブレイク後にスルスル上昇する銘柄は少ないですが、利益も出しながら経験を積めています。
レバレッジは諸刃の剣と考えてるので、運用ルールを決めて利用しています。
- 必ず最初のエントリーは現物で行う(むやみに信用取引をしないため)
- 利が乗っている状態でのみ、レバレッジを利用した追加購入を可とする
- 損益管理は現物以上に慎重に。含み損のまま放置しない
今月は月末に前述の通り、安倍首相の辞任がありました。菅官房長官の出馬も取りざたされてますが、当面の相場の雲行きは怪しくなる可能性があります。もっとも、翌日月曜は250円高と辞任の影響を感じさせませんでしたが。
▼安倍首相 辞任の意向固める 持病が悪化したことなど理由に (NHK news)
今回は珍しくポジションも抑えて月末を迎えるので、個別銘柄の研究に力を入れて、オメガファンドの第2四半期最終月(9月)に取り組みたいと思います!
【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願い致します。