
ディクシアの新高値ブレイク投資術2022年12月
12月はオメガファンド第3期の第3四半期最終月。22年は2月のウクライナ戦争勃発から資源高、インフレ、米国の利上げや年末の実質利上げがあり、非常に難しい1年でした。
本ファンドも年末の日銀・黒田総裁によるYCC変更が大きく影響し、赤字に再転落。11月のパウエル議長の利上げペース鈍化発言とは真逆の日本実質利上げ。これが大きなサプライズとなり株価上昇ムードは大きく揺らぎました。
市場も日経平均は28,200円台から26,000円へ、マザーズは800pt台から730pt台となり、ともに10%近い急落を演じました。先行指標として考えるビットコイン(BTC)は月初$17,100→月末$16,500台と小幅な下落を続けています。
オメガファンド(2022年12月)の運用成績
2022年12月:総資産額に対して-6.29% (実現損益ベース)

第3Qの最終月は再度赤字転換。日銀サプライズの余波を受けたほか、手痛い決済ミスやオメガファンド初のストップ安直撃もあり、大きくマイナスとなりました。
ストップロスはアシロの決算跨ぎで見事に裏切られたほか、逆指値の入れ忘れ(期限切れ?)による大損失など、これまでに無いミスが続出。23年年始に昨年の「自己取引の反省」をしましたが、過去2年の慢心以外の何物でもないと気づかされました。
昨年は21年比で、ボラの高さも影響しチキン取引増加(特に年後半)。損切は早めに!一定の利益で細かく利確!これ反省点😌
— ディクシア@株と横浜さんぽ (@dexia_yokohama) January 2, 2023
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平均利益7.54%
平均損失6.05%
損益レシオ1.25
勝ち取引数124
負け取引数149
勝率45.42%
勝:保有日数65.83(17.13)
負:保有日数18.81#新高値ブレイク投資塾 https://t.co/yWGFWYCr9A
オメガファンドは3月決算で決算時期は異なりますが、2022年の結果は上記の通り。ファンド成績の通り不調な1年でしたが、これを糧に気合を入れなおし、23年は素晴らしい1年にしたいと思います。
2023年1月の投資実践予定

塾の宿題でもある「自己取引の反省」を元に、23年当初の投資方針を下記の通り定めました。(特に一番最後のが大事)
- 10%超の利益が出たら一部利確(1/4目安)、逆指値を元値まで引き上げ損失を絶対に出さないように
- 20%超の利益でさらに一部利確する
- 逆指値は最大−10%で徹底、ローリスクエントリーを意識する
- 四半期ごとに一度自己取引の反省を行う
- 過去に投資した銘柄は売却後も最低3ヶ月は株価の動向を毎日追う
- 毎月、来月の投資方針を定め、ブログに書く
- リスクリワードを意識する
- 22年度の悔しさを忘れない
そして、現時点でのテーマは「防衛・銀行・インバウンド・子育て・EV急速充電器」辺りと考えます。後半は市場規模が小さいし、ただのボラティリティで終わる可能性があるため、要注意。今年は毎月こうしたテーマを意識してブログに残す予定です。
その他23年前半の注目ポイントは日銀総裁人事とマイナス金利解除。個人的には黒田総裁退任後の4-6月に解除すると予想していますが、どうなるでしょうか?末筆になりましたが、本年もよろしくお願いいたします。
<過去記事>
・新高値ブレイク投資塾、入塾1年後の感想・評判について
・ディクシアの新高値ブレイク投資術2022年3月(前期の本決算)
・ディクシアの新高値ブレイク投資術2021年12月(1年前の月次決算)
【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。投資等の最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願いします。