ディクシアの新高値ブレイク投資術2021年11月

11月の日経平均は27,800円台で終了し、大きな陰線に。岸田政権の増税策が顕著になり、株価に悪影響を与えています。マザーズも上ひげ付きの陰線で1,070ポイント台。政策による株価下落に加え、オミクロン株の発見で世界的に株価が下落しました。

当オメガファンドでは、10月にほぼ全銘柄を売却しましたが、11月中旬から徐々に投資活動を再開。相場の雲行きが怪しいため相場観を確かめるべく資力の30%程度で取引を行いました。先行指標のBTCは月初の$60,900から、月末は$56,900と下落しています。

オメガファンド2021年11月末の運用成績

2021年11月:総資産額に対して+58.25% (実現損益ベース)

オメガファンドの第3Qの2か月目は、ごく僅かに黒字が増えました。売買は微損で、9月配当のインカムゲインがあり損益が相殺される形に。昨年のトレードで増えた資産のおかげで、今年は配当額も増加しました。去年の経験がこういうところでファンドを支えてくれるのは有難い限りです。

カチタス(8919)のチャート

数少ない売買銘柄は、例えば上記のカチタス野村マイクロなど。
休暇明けのトレードのため、好業績でVCPを形成した銘柄を素直に購入。前者のカチタスは上値余地が少ないとみたため、目標株価に合わせ売却。後者はVCP形成後に株価が伸びず損切となりました。

その他は小型株のオーベクスも利益率が急改善しており、かつての壽屋を思い出させる銘柄だったためinしました。IR問合せの結果、個人的には伸び余地少ないと判断しましたが、12月以降も徐々に株価を切り上げています。

ディクシア流投資術 ~前月の振り返り~

毎月恒例、先月の課題は下記の通りでした。
11月は4銘柄しかトレードしなかったので、1は達成できました。損切も海運株の反省を踏まえて、しっかりと出来たと思います。

1. 相場つきを考え、無理なトレードは行わない(継続)

2. 逆指値などのトレーリングストップを徹底する

(ディクシアの新高値ブレイク投資術2021年10月)

そして、12月は下記を意識して取り組みます。

  1. 年末年始の市場のボラティリティに留意し、過剰なトレードを行わず、利確・損切のポイントを意識する。
  2. 上記に伴い、小型株は極力さわらず、利益・損失ともに欲張らない。

2021年12月の投資実践予定

昨年12月のブログを読み返すと『「(11月の)小型成長株→中大型株中心に変化」という作戦が功を奏し、日経平均上昇の良い影響を受けました』とありました。昨年はコーエーテクモなどで儲けたようです。

去年は市場に好転の兆しを感じていたようですが、今年は米国の利上げやテーパリング、岸田政権の迷走により現時点では相場の強さを感じていません。従って、脱炭素化や国土強靭化などの国策関連銘柄について思いを巡らせようと考えています。

『孫子』にも「勝兵は先ず勝ちてしかる後に戦い、敗兵は先ず戦いてしかる後に勝ちを求む」とあります。まずは安全第一で、焦って投資活動をするのではなく、沈思黙考し情報収集と思索、良書を読む冬にしたい思います!

【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。投資等の最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願いします。

<過去記事>
ディクシアの新高値ブレイク投資術2020年11月(1年前の月次速報)
ディクシアの新高値ブレイク投資術2021年3月(前期の本決算)
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