ディクシアの新高値ブレイク投資術2021年7月

7月の日経平均は27,200円台で終了し、ひと月で1,500円下落し陰線を描きました。一方、マザーズも1,080ポイントで取引を終え、約10%下落する陰線を示現。8月は夏枯れ相場という言葉通り、横ばいが続くかもしれません。

今年は難しい相場が続きますね。7月は通常の半分までトレード数を押さえましたが、リスクヘッジの失敗でケガをすることとなり、赤字に転落してしまいました。BTCが4万ドルを回復し、反転の兆し。先月書いた「難しい時期は大怪我をせず耐えることが肝心で、乗り越えれば楽に儲けられる時期が来る」は8月に実現するのでしょうか?

オメガファンド2021年7月末の運用成績

2021年7月:総資産額に対して-0.09% (実現損益ベース)

オメガファンドの第2Qの初月は、赤字転落の結果に。
今期から導入している、「相場の下落観測時に個別銘柄で空売りを入れる」というリスクヘッジの手法ですが、上昇が見込まれる銘柄の含み益を維持するため、両建てにしてしまい大きな損失を出す結果となりました。

結果的に「売り買いの両建てはNG」という大きな学びを得ましたが、このトレードがなければ単月黒字で終えられたはずでした。経験は今後に活かしますが、それにしても個別株が全体的に弱く感じる相場つき。8月に入った今も、好決算でも売られる銘柄が続出してますので、積極的な買いポジションは控えています。

ディクシア流投資術「7月の反省点」前月の振り返り

「7月のトレードで感じた反省点」は下記の通りでした。
前述した両建てでの失敗はありましたが、それ以外は10%の損切ラインを超える前に撤退したりチャートを確認しながら1・2は実践できました。取引数も抑え、3も実践できたと感じています。

  1. 思い描いたストーリーと違う結果になったら、一部撤退する癖を徹底する
  2. 損切り時の逆指値を徹底する(再掲)
  3. リスクを取る局面とリスク取らない局面のメリハリを大切に

今月は基本的なことですが、下記1~3を徹底するようにしたいと考えています。
DUKE塾長も仰ってますが、警戒すべき相場であることは間違いないでしょう。アメリカだけでなく、中国の不動産市場の崩壊も懸念すべきかもしれません。

  1. 両建てでの取引は行わない
  2. チャートの形や決算速報は日々丁寧に確認する
  3. 相場つきを考え、無理なトレードは行わない

2021年8月の投資実践予定

先月の記事にも書いた通り、現在は海運株以外は大型保有はない状態で迎えています。2銘柄ほど時価総額100億円以下の株を持っていますが、ちょうど1年前に学んだ通りポジション量を抑えて保有中。

投資ブログも2年目になりますが、この毎月の投資報告をすることで先月の振り返りもできるし、加えて1年前に何を書いているか見直すこともできます。兼業投資家で日々銘柄分析に掛ける時間は人よりも少ないと思いますが、投資内容を記録するこの習慣は、入塾後すぐに初めて良かったと強く感じています。

繰り返しになりますが、決算シーズンを迎えたものの相場環境が良くないため、新規の投資はかなり絞っています。前期を通じて1勝4敗でもいかに勝ち銘柄の利益を伸ばして、負けを抑えるかが重要かが分かりました。今期は新しいことにチャレンジしつつも、無駄な損失は抑えるよう過去の反省を活かして取り組みたいと思います!

【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。投資等の最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願い致します。

<過去記事>
ディクシアの新高値ブレイク投資術2020年7月(1年前の月次速報)
ディクシアの新高値ブレイク投資術2021年3月(前期の本決算)
日々の投資活動で大切にしていること

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