ディクシアの新高値ブレイク投資術2023年12月

オメガファンド第4期の第3四半期が終了。12月の世界株式市場は、長期金利低下で投資家のリスク選好が高まり、全体的に堅調。米国株はインフレ鈍化の影響で2024年前半利下げの可能性が高まり、長期金利低下を受け大幅上昇。欧州株もECBの利下げ観測と金利低下により堅調。しかし、日本株は日米金利差縮小に伴う円高の影響で小幅安となりました。

日経平均終値は33,500円台→33,400円台、グロース250も710pt→700ptと揃って小幅安。2市場とも長い下ひげが出現。ビットコイン(BTC)は$37,700から$42,300台と10%超、米SECによるビットコインETFの承認期待が高まり、価格が2年ぶり高値を目指す動きとなりました。

2023年12月オメガファンドのパフォーマンスレポート

2023年12月:総資産額に対して+6.71% (実現損益ベース)
※年末の入金(資本金増額)で、利益額の比率が先月比で減少しています。

オメガファンド第4期の3Q最終月、12月は累計+6.71%と先月比で約4%の下落。以前購入した竹内製作所が11月後半の円高で値を崩し、赤字要因に。本銘柄は自分の調査が十分にできてなかったのも敗因。自調自考をおろそかにすると逃げるタイミングを失して負けますね。

12月のトピックはFRBの利下げ観測による米国株高と、それに伴う円安でしょう。ドル円チャートは2度151円90銭台を記録し、現状はダブルトップの形に。企業業績も円高で変化する可能性があるため、円安銘柄等は注意が必要です。

前月のプラス・マイナス寄与銘柄の振り返り

(単月:プラス寄与)
1.規定以上の金額の銘柄無し
2.-
3.-

(単月:マイナス寄与)
1.竹内製作所 6432
2.Link-U 4446

12月は数銘柄を買い付けただけで、大きな取引はありませんでした。プラス寄与として誇れるほどの銘柄もないため、今月はプラス寄与分の紹介は割愛とします。

主なマイナス寄与銘柄は竹内製作所Link-Uでした。前者は上述の通り、自調自考が出来ておらず大反省。Link-Uは大きな損失ではないものの、12月中盤の急落で逆指値を食らいました。23年の後半は逆指値が切られやすい難しい相場だったと感じました。

2024年1月の投資戦略と実践計画

(イラスト生成元:DALL-E, OpenAI テーマ:「円高と株高」)

2024年に入り、足元では33年ぶりのバブル後最高値更新と市場が湧いています。こういう時だからリバモアの「賢明な投機家は、危険シグナルを常に警戒している、ほとんどの投機家が抱える問題は(中略)手仕舞う時にそうする勇気が持てないことだ『リバモアの株式投資術』」を意識して取り組みます。

日経平均の勢いを見ると、海外ヘッジファンド勢が完全に買いに転じたと考えています。株クラの2/3が投資している新NISA(独自調査↑)で一定の下支えはあるでしょうが、ボラティリティの高い相場になる可能性を考慮し、逆指値を徹底して相場に向き合います。

<過去記事>
2023年の注目投資テーマと戦略【毎月更新】
IRに個人投資家が問合せするということ
ディクシアの新高値ブレイク投資術2023年3月(前期の本決算)

【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。投資等の最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願いします。
・オメガファンドはディクシアが成績公開のために創出した架空ファンドです。

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