ディクシアの新高値ブレイク投資術2023年11月
オメガファンド第4期の第3四半期の2か月目。11月の主要国の株式市場は全体的に上昇。米国株はCPI上昇率が予想を下回り、FRB利上げペース鈍化見込みから米長期金利が低下し、大幅上昇。欧州株も同様で、日本株は欧米市場の上昇に追随し、小幅上昇しました。
日経平均終値は31,300円台から33,400円台、グロース250も650ptから710ptへ揃って上昇。2市場ともある程度出来高を伴った陽線が出現。ビットコイン(BTC)は対照的に$34,600から$37,700台と30%上昇した昨月から、更に10%上昇しました。
2023年11月オメガファンドのパフォーマンスレポート
2023年11月:総資産額に対して+10.98% (実現損益ベース)
オメガファンド第4期の2か月目となる11月は累計+10.98%と若干上昇。しかし、今年最大の上げ幅を見せた日経平均の強さの一方、保有銘柄はアンダーパフォーム。海外投資家、事業法人が買い超した銘柄が強さを見せ、個別株の難しさを感じる月でした。
11月は個人が大きく売り越したのも特徴でした。こうした相場概況はニッセイ基礎研究所の『投資部門別売買動向』レポートが良くまとめてくれています。相場概況を知る上で便利なツールのひとつです。
前月のプラス・マイナス寄与銘柄の振り返り
(単月:プラス寄与)
1.JVCケンウッド 6632
2.シダックス 4837
3.アララ 4015
(単月:マイナス寄与)
1.テイツー 7610
2.グッドライフカンパニー 2970
11月のプラス寄与1位はJVCケンウッド。11月初旬のローリスクポイントで再inできた株が急騰し、大きな利益を取る事ができました。シダックスは先月の目標株価到達で売却した分の残りで、MBOが発表され800円超で全株売却しました。
マイナス寄与はテイツーとユーピーアールでした。テイツーは先月もワースト1位でしたが、残り株を全て処分しました。グッドライフカンパニーは熊本・福岡・沖縄と人口増加が見込まれる地域でのマンション分譲。伸びしろに期待してますが、11月中盤の急落で逆指値を食らいました。(日銀の金利政策に関する不動産株への影響には注意を要します)
2023年12月の投資戦略と実践計画
(イラスト生成元:DALL-E, OpenAI テーマ:「1月相場に対する懐疑」)
今月も更新が遅くなりました。先月書いた「来月の戦略やアイデアを描く時間は押さえるべきでしょう」は全く実現できていません。来月こそは早めの更新を目指します。
日経平均もバブル後の最高値を更新し、史上最高値まであと5,100円強。2024年からは新NISAも始まり、日本株にも多少は良い影響をもたらすと考えています。私の新NISA枠は頭を使わず全て米国株インデックス行きですが、皆さんはどうでしょうか?
<過去記事>
・2023年の注目投資テーマと戦略【毎月更新】
・ディクシアのおすすめ株式投資本!
・ディクシアの新高値ブレイク投資術2023年3月(前期の本決算)
【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。投資等の最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願いします。
・オメガファンドはディクシアが成績公開のために創出した架空ファンドです。