ディクシアの新高値ブレイク投資術2023年7月

「オメガファンド」第4期の第二四半期の初月。7月は主要国株式市場は、米国の軟着陸期待と堅調な雇用によりNYダウは13営業日連騰。欧州市場はECBの利上げ見方後退で上昇。日本株は33年ぶり高値後、ETF分配金売りによる需給悪化から下落したものの値を戻し、ほぼ横ばいでした。

日経平均終値は33,100円台で、前述の通り横ばい。マザーズ指数は820ptから770ptへ下落。ビットコイン(BTC)も$30,400から$29,200台へ下落。日欧米ともに株価は強さを見せる中、成長株市場は下げる展開となりました。

2023年7月オメガファンドのパフォーマンスレポート

2023年7月:総資産額に対して+12.34% (実現損益ベース)

オメガファンド第4期の第2四半期初月は累計+12.34%でした。今期2度目の増資を行ったため、約1%超、利益率が減少したもののプラスを維持できました。

今月は大儲けした銘柄はないものの、大損をした銘柄もないという安定的な状況でした。先月の記事で「お祭りはいったん終わり、小休止すべき時ではないでしょうか?」と書きましたが、取引量を減らしたことが奏功したように感じています。

先月のプラス銘柄TOP3はテイツーフジクラが2か月連続でランクイン。一方、視聴率の高い銘柄が大きくマイナス寄与となりました。

前月のプラス・マイナス寄与銘柄の振り返り

(単月:プラス寄与)
1.テイツー 7610
2.フィードフォースグループ 7068
3.フジクラ 5803

(単月:マイナス寄与)
1.M&A総研ホールディングス 9552
2.ダイセキ環境ソリューション 1712

先月の記事で書いた、今期の業績寄与銘柄の第1位はJVCケンウッド、第2位は今月のプラス寄与もありテイツーとなりました。ちょっとこれには驚いています。なぜなら、個人会社のポートフォリオ(PF)でたった2つだけ銘柄を保有していますが、それがこの2つ。

両銘柄に中長期で成長が期待できるビッグチェンジがあると考え、会社のPFでは取得から1回も売却していません。ケンウッドは無線機等のセキュリティ事業、テイツーは新業態ふるいちがその変化です。オメガファンドのPFでは売買を繰り返してますが、やはり良く知った銘柄のトレードが最も収益化しやすいのでしょう。

中長期のビッグチェンジをより意識し、銘柄選定に役立てようと改めて感じさせてくれる気付きになりました。私の場合、メインPFは頻繁に売買を行うため、売却を前提としない配当株PFや会社のPFを使って利益を積み上げる事も大事だと考えています。このあたり、いつか記事で検証してみたいなと考えています。

2023年8月の投資戦略と実践計画

今月のジャクソンホール会議も通過し、講演要旨も出ています。明日以降に日本の相場がどう反応するか見ものですが、NYダウは0.7%高、ナスダックは0.9%高で影響は限定的なようです。1年前はパウエル議長が利上げ継続意向を改めて示し急反落となりました。

今月は更新が月末になってしまったので、この程度で記事を終えたいと思います。

<過去記事>
2023年の注目投資テーマと戦略【毎月更新】
ディクシアのおすすめ株式投資本!
ディクシアの新高値ブレイク投資術2023年3月(前期の本決算)

【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。投資等の最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願いします。
・オメガファンドはディクシアが成績公開のために創出した架空ファンドです。

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