ディクシアの新高値ブレイク投資術2021年5月

5月の日経平均は一時29,000円台をつけ、28,800円台で取引終了。4月とほぼ横ばいで下ひげを付けました。マザーズは1,150ポイント台と下落し、3か月連続の陰線。新興株の弱さが日米で目立ったかなと思います。

ビットコインは大きく下落し月初の約$60,000近辺から、$30,000近くまで大きく下落。5月は正直厳しい相場でしたが、ある手法で、大怪我を避けることができました。再現性は約束できませんが、記事内でご紹介したいと思います。

オメガファンド2021年5月末の運用成績

2021年5月:総資産額に対して-0.78% (実現損益ベース)

5月の投資成績は、4月より若干改善し、-0.78%(実現益ベース)となりました。

先月に続き、決算跨ぎの銘柄でやられました。ブティックスです。長期保有できると考えましたが、今期予想弱すぎました。とは言え、逃げられるチャンスはあったのに、「思い描いたストーリーと異なったら売り」が守れず、大負けです。

5月は月前半の急落など、非常に厳しい相場だったと思います。そんな中、ある著名投資家の方からご指南頂いた「空売り」で損失を補填する事ができました。

※2021年5月前半の日経平均。米国のインフレ懸念で大きく下落した

新高値銘柄もブレイク直後に崩れるなど、相場が弱含みだった5月。中長期目線のシクリカル銘柄がPFに多くロング中心でしたが、一部銘柄を全体ヘッジのため空売り。月前半はこの利益で、弱めの銘柄を切ってリバランスしていました。

空売り時に意識したのは下記の点でした。
(教えではなく、個人の見解です)

  • 空売り銘柄は持ち越しせず、当日中に売却する
  • 弱めのセクターで、直近で株価に割高感が見られる
  • 前日、出来高大の陰線が出ている

新しい手法だったのでテスト的に挑戦してみたのですが、このトレード無しでは、5月は前半でビビッて損切り銘柄が続出した可能性も。リスクも当然ありますが、急落局面での有難い教えでした。感謝しています。


なお、5月に感じた反省点は下記の通りでした。

  1. 思い描いたストーリーと違う結果になったら、一部撤退する癖を徹底する
  2. 損切り時の逆指値を徹底する(再掲)
  3. リスクを取る局面とリスク取らない局面のメリハリを大切に

ディクシア流投資術「4月の投資の学び」振り返り

先月の反省点は下記でしたが、1はしっかり意識できたと思います。昨年から続けている資金分割して、持ち玉を株価上昇に合わせて増やす手法も、少しずつしっくりしてきました。

  1. 資金量に合わせたトレードを心掛ける
  2. 思い描いたストーリーと違う結果になったら、一部撤退する癖を徹底する

反省点は、前述の通り2だと感じています。6月も継続する反省点なので、今月以降にしっかりと改善をしていきたいと考えています!

2021年6月の投資実践予定

PFは6月に入って少しずつ情報通信やサービス系など、アフターコロナを見据えた保有銘柄を取り入れています。市況の良化を感じているので、現金比率も大分減少してきました。保有継続中の海運は高配当もあり長期で考えています。

オメガファンド簿外ですが、3月決算銘柄の配当を活用してマネックス証券の別口座で基本売らない戦略の「高配当/優待銘柄PF」を作りました。配当は基本全突っ込みで、キャッシュフローを厚くするのも面白いかもしれません。

【免責事項】
・本ブログの内容はあくまでディクシア個人の考察です。投資等の最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願い致します。

<過去記事>
ディクシアの新高値ブレイク投資術2020年5月(1年前の月次速報)
ディクシアの新高値ブレイク投資術2021年3月(前期の本決算)
IRに個人投資家が問合せするということ

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